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マーケット情報

2019-08-16

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16日、小動き閑散で方向感の無い値動きとなるなか小幅反発で終了

16日、NY市場でダウやS&P500 が小幅な反発で終えていたものの、ナスダック総合の続落やドル円が106円前後で推移していたことが重石となり、東京市場は小幅な続落で始まった。日経平均は売り先行で始まったあとわずかに下げ幅を広げ、20,300円をつけるなど一時105円安となる場面があったが、安かったのは取引開始時のみで、じわじわと下げ幅を縮めて午前は小幅なプラスで終えた。また昼休み中に香港ハンセン指数や上海総合指数がプラスで推移していたことなどが買い安心感につながると、午後に入ってから20,465円をつけ一時60円高となる場面があったものの週末で買い上がるエネルギーに乏しく、薄商いのなか売り物に押され結局小幅高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、不動産、建設、鉱業、その他金融など18業種が値上り。一方値下がりは、保険、ゴム、非鉄金属、繊維、空運、ガラス・土石、化学など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立化成が+10.89%と上昇が目立ち、野村HD、東京エレクトロン、NTT、KDDIなどが高かった反面、神戸物産が-8.16%と下落が目立ち、そーせいグループ(マザーズ)、リクルートHD、武田薬品工業などが安かった。日経平均株価の終値は20,418円81銭、+13円16銭、TOPIXの終値は1485.29ポイント、+1.44ポイント。売買高は概算で9億93百万株、売買代金1兆7,810億円。
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