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マーケット情報

2019-07-25

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25日、3日続伸。5月7日以来の21,800円台を回復するも伸び悩んで終了

25日、米国市場でハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が終値で過去最高値を更新したことが好感され、東京市場もハイテク株中心に買い注文が入り小幅高で始まった。日経平均株価は取引開始後に上げ幅を広げ、一時5月7日以来となる21,800円台をつけるなど一時113円高となる場面があったが、買いが一巡すると本格化する国内の決算発表の結果を確認したいといった様子見ムードが広がり、薄商いのなかもち合いが続く展開となった。また、外部環境では上海総合指数が小幅高で推移していたことやドル円も前日とほぼ変わらない108円台前半で推移するなど、手かがり材料に乏しかったことから取引終了にかけて利益確定と見られる売り物に押され、結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、金属製品、電気・ガス、化学、ゴム、機械、その他製品、建設など19業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、医薬品、石油・石炭、食料品、鉄鋼、保険、非鉄金属など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが業績発表を受け、値幅制限いっぱいまで買われ+20.23%と上昇が目立ったほか、サイバーエージェント、LINE、信越化学、アンリツなども高かった。一方値下がりは、キヤノン、太陽誘電、日産自動車、NTTなどとなっている。日経平均株価の終値は21,756円55銭、+46円98銭、TOPIXの終値は1577.85ポイント、+2.76ポイント。売買高は概算で9億86百万株、売買代金1兆8,239億円。
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