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2019-06-24

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24日、売り先行で始まるも小幅高で終了、ただ商いは今年最低を更新

24日、前週末の海外市場の反落が重石となり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったが売り一巡後は方向感のない値動きとなるなか、午前の取引終了にかけて買いが優勢となりプラスに浮上して終えた。また午後に入ってからも日経平均は21,317円をつけるなど、一時59円高となる場面があった。ただ商いが薄くこの価格がこの日の高値になると徐々に上値が重たくなり、結局上げ幅を縮め小幅高で終えた。また、商いは今年最低を更新した。そうしたなか業種別では、繊維、石油・石炭、海運、ゴム、サービス、医薬品、鉄鋼、精密機器など20業種が値上り。一方値下がりは、不動産、陸運、鉱業、電気・ガス、水産・農林など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、インパクトHD(マザーズ)が+11.39%と上昇が目立ったほか、そーせいグループ(同)、リクルートHD、楽天、ソニーなどが高かった反面、スズキ、東京エレクトロン、KDDI、村田製作所などが安かった。日経平均株価の終値は21,285円99銭、+27円35銭、TOPIXの終値は1547.74ポイント、+1.84ポイント。売買高は概算で8億30百万株、売買代金1兆4,115億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)