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マーケット情報

2019-06-13

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13日、6日連続の2兆円割れ、薄商いのなか終日軟調な値動きとなり続落で終了

13日、米中貿易摩擦の長期化による景気減速への警戒が続くなか、NY市場でダウなど主要株価指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は88円安で始まり、その後しばらくは21,000円をサポートに推移していたが、上海総合指数や香港ハンセン指数が下落してスタートして下げ幅を広げると、それを警戒して225先物にまとまった売りがでて日経平均株価も下げ幅を広げる展開となった。また午前の取引終了前には取引時間中として6月7日以来となる21,000円を割り込み20,932円をつけるなど一時197円安となる場面があった。一方午後に入ってからは、昼休み中に他のアジア市場が下げ渋っていたことから売り圧力が弱まり、下げ幅を縮めたが投資家心理の改善にはつながらず、下げ渋ったものの戻し切れずに終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、海運、証券、商品、ガラス・土石、鉱業、機械、建設など32業種が値下がり。一方値上がりは保険のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、HEROZ(マザーズ)が+24.16%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、資生堂などが高かった反面、アドバンテスト、太陽誘電、東京エレクトロン、安川電機などが安かった。日経平均株価の終値は21,032円00銭、-97円72銭、TOPIXの終値は1541.50ポイント、-12.72ポイント。売買高は概算で11億74百万株、売買代金1兆9,028億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)