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マーケット情報

2019-06-04

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4日、まちまち。反発して始まったあとマイナスに沈むもTOPIXは小幅高で終了

4日、前日の下げ渋りの流れが続き、東京市場は買い先行で始まった。ただ日経平均株価、TOPIXともに反発して始まったものの買いが続かず、直ぐに売りものに押され弱含む展開となった。また米長期金利の低下が要因となってドルが下落し108円を割り込むと、107円85銭をつけたことから225先物にまとまった売りが出て日経平均株価も値下がりし20,289円をつけるなど一時121円安となる場面があった。一方昼休み中にドルが買い戻されて108円を挟んだ値動きになっていたことや、日銀によるETF買いへの期待もあって取引終了にかけて下げ渋り、プラスになる場面があったが戻し切れず5日続落で終えた。一方TOPIXは値上がり銘柄数が1515と全体の70%超となるなか、5営業日ぶりの小反発で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、ガラス・土石、海運、鉱業、石油・石炭、金属製品など23業種が値上り。一方値下がりはサービス、情報・通信、陸運、その他製品、空運など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-3.27%となったほか、リクルートHD、コロプラ、ZOZOなどが安かった反面、東京エレクトロン、安川電機、ファナック、ホンダなどが高かった。日経平均株価の終値は20,408円54銭、-2円34銭、TOPIXの終値は1499.09ポイント、+0.13ポイント。売買高は概算で12億39百万株、売買代金2兆1,913億円。
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