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2019-05-15

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15日、8営業日ぶりの反発。新元号初の上昇ですべての指数が上昇して終了

15日、NY市場の反発を受け、日経平均株価、TOPIXともに小幅高で取引が始まった。ただ取引開始後直ぐにマイナスに転じると下げ幅を広げるなど弱含み、20,968円をつけるなど昨日に続き日経平均株価は21,000円を割り込む場面があった。一方、中国の経済指標が発表される11時に近づくと前日比変わらずまで戻したほか、経済指標の結果は予想を下回るものが多く一旦円高に振れるなど売られる場面があったが押し目買いが入り持ち直した。また、上海総合指数が上昇していたこともあって午後にはプラスに転じたあと上げ幅を広げて終える結果となっている。新元号に変わってから初の上昇で8営業日ぶりの反発。そうしたなか業種別では、繊維、不動産、電気機器、精密機器、石油・石炭、食料品、陸運など26業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、鉄鋼、建設、紙・パルプなど業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱地所、アドバンテスト、ソニー、ソフトバンクGなどが高かった反面、武田薬品、日産自動車、ソフトバンクなどが安かった。日経平均株価の終値は21,188円56銭、+121円33銭、TOPIXの終値は1544.15ポイント、+9.17ポイント。売買高は概算で15億24百万株、売買代金2兆5,724億円。
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