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マーケット情報

2019-04-25

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25日、反発。午後に上げ幅を拡大し日経平均は年初来高値を更新して終了

25日、NY市場でダウなど主要株価指数が反落して終えていたことが嫌気され、日経平均株価は小幅安で取引が始まった。一方、為替市場でドルが他の通貨に対して底堅く推移し、対円でも112円台前半で取引されるなど円安に振れていたことから値下がりしたところを買う動きが強まり、プラスに転じるとじわじわと上げ幅を広げる展開となった。また昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が伝わり、「少なくとも2020年春ごろまで現在の金融政策を続ける」としたことなどが市場の買い安心感につながると、午後の取引がスタートしてからもじわじわと上げ幅を広げ、日経平均株価は今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、陸運、その他製品、不動産、小売、石油・石炭など27業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、鉱業、証券、商品、輸送用機器など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.34%となったほか、日立化成、サンバイオ(マザーズ)、花王などが高かった反面、キーエンス、キャノン、日産自動車などが安かった。日経平均株価の終値は22,307円58銭、+107円58銭、TOPIXの終値は1620.28ポイント、+8.23ポイント。売買高は概算で12億21百万株、売買代金2兆2,781億円。
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