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マーケット情報

2019-04-24

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24日、4営業日ぶりの反落。方向感のない値動きが続くなか2兆円台を回復

24日、ナスダック総合指数やS&P500が最高値を更新したことが好感され、東京市場は4日続伸して始まった。日経平均株価は22,300円台で始まり、22,362円をつけるなど一時103円高となる場面があったが上値が重く、売り物に押されて徐々に上げ幅を縮めると午前中は小幅安で終えた。また午後に入ってからもドル円や上海総合指数が下落して終えていたことなどがセンチメントの低下につながると、午後の取引が始まってしばらくしてから225先物にまとまった売り注文が出る展開になり、日経平均株価は22,125円をつけて134円安となるなど日中の値幅が約237円に広がった。ただ取引終了にかけてはマイナスに沈んでいた上海総合指数が下げ幅を縮めたことから買い戻しが入り、日経平均株価も下げ渋って終えた。また、取引終了時に商いが膨らんだことから売買代金は2兆円台を回復した。そうしたなか業種別では、サービス、その他製品、医薬品、海運など6業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、証券、商品、輸送用機器、石油・石炭、金属製品、ガラス・土石など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、楽天、リクルートHD、任天堂などが高かった反面、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、日産自動車、ホンダ、ソニーなどが安かった。日経平均株価の終値は22,200円00銭、-59円74銭、TOPIXの終値は1612.05ポイント、-10.92ポイント。売買高は概算で12億13百万株、売買代金2兆3,229億円。
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