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マーケット情報

2019-03-27

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27日、小幅反落。取引終了にかけて下げ渋るも商いは大幅に減少

27日、権利落ち日となるなか東京市場は反落して始まった。日経平均株価は74円安と、予想配当落ち分となる172円(推計)よりも小幅な下落で始まった。その後は21,242円をつけるなど一時185円安となる場面があった。ただ、上海総合指数が反発して推移していたことや配当落ちを買う動きもみられ下げ渋る展開となった。また午後に入ってからはドル円が110円台60銭前後で推移するなど円安方向に振れていたことが支援材料となったことに加え、225先物の買いにも支えられ徐々に下げ幅を縮めてこの日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、サービス、鉱業、電気機器、不動産など8業種が値上り。一方値下がりは、その他金融、卸売、銀行、電気・ガス、空運、輸送用機器、石油・石炭、保険、鉄鋼、非鉄金属、証券、商品など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+1.06%となったほか、アンジェス(マザーズ)が+9.49%と上昇が目立ち、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、日本電産、キーエンス、SMCなどが高かった。一方値下がりは、日産自動車、KDDI、三菱商事、三井住友FG、NTTドコモなどとなっている。日経平均株価の終値は21,378円73銭、-49円66銭、TOPIXの終値は1609.49ポイント、-8.45ポイント。売買高は概算で13億11百万株、売買代金2兆3,799億円。
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