マーケットコメント


マーケット情報

2019-03-26

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

26日、権利付き最終売買日となるなか、商いを伴い大幅反発で終了

26日、3月期決算企業の権利付き最終売買日となるなか、前日の大幅安の反動もあって買い先行で始まった。日経平均株価は21,000円台を回復して始まったあと、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。また、上海総合指数がマイナスで推移していたことやドル円が小動きで推移していたにもかかわらず、午後に入ってからさらに買いが優勢になると、TOPIXは前日の下落分を上回り、取引終了前の売りものを吸収して2.57%高で取引を終えた。日経平均株価も21,460円をつけるなど一時483円高となる場面があったが、取引終了にかけて売り物に押され上げ幅を縮めて終えた。大引けで配当の再投資に絡んだ売買が膨らんだことから東証1部の売買代金は3兆円を上回った。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。上昇率が高かったのは、陸運、その他製品、金属製品、倉庫・運輸、建設、医薬品など。上昇率が低かったのは、石油・石炭、情報・通信、電気・ガス、鉱業、精密機器、不動産、銀行などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、小僧寿し(ジャスダック)、パナソニック、エーザイ、ソニーなどが高かった反面、ディー・エル・イー、日経ダブルインバース、フィンテックグローバル(マザーズ)などが安かった。日経平均株価の終値は21,428円39銭、+451円28銭、TOPIXの終値は1617.94ポイント、+40.53ポイント。売買高は概算で17億41百万株、売買代金3兆2,338億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)