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マーケット情報

2019-03-25

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25日、逆イールドの発生による米景気後退懸念や米株の大幅安で日経は一時700円安

25日、NYダウなど米主要株価指数が大幅安で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は21,267円で始まったあとそのまま下げ幅を広げる展開となり、20,911円をつけるなど一時715円安となる場面があった。また、他のアジア市場も上海総合指数などが大幅安で推移していたことに加え、為替市場でもドル円が109円台後半で推移していたことが重石となり、午後は膠着感が強まる展開となるなか今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。下落率が大きかったのは、石油・石炭、医薬品、鉱業、ガラス・土石、非鉄金属、機械などだった反面、下落率が小さかったのは、電気・ガス、倉庫・運輸、空運、その他製品、不動産、水産・農林、保険などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-5.80%となったほか、安川電機、JXTGHD、ソフトバンクG、リクルートHDなどが安かった。一方値上がりは、日経ダブルインバース、ZOZOの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は20,977円11銭、-650円23銭、TOPIXの終値は1577.41ポイント、-39.70ポイント。売買高は概算で13億27百万株、売買代金2兆3,917億円。
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