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マーケット情報

2019-03-07

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7日、3日続落。NYダウなど米国株の下落や225先物売りに押され安値圏で終了

7日、貿易収支の悪化などを受け、NYダウなど米主要株価指数が3日続落で終えていたことから、東京市場も前日の下落の流れが続き売り先行で始まった。日経平均株価は21,500円を割り込んで始まると、21,500円が上値の抵抗となり安値圏でもみ合う展開となった。また午後に入ると上値の重たさが嫌気されたことに加え、このところ上昇が目立っていた上海総合指数が小幅安で推移していたことも株価の重石となり、日経平均株価は21,402円をつけるなど一時194円安となる場面があった。一方、下げ幅が拡大したところでは、日銀によるETF買いへの期待もあってわずかに下げ渋ったものの戻し切れずに終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、石油・石炭、不動産、陸運、空運の5業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、電気機器、海運、金属製品、銀行、機械、証券、商品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCO、太陽誘電、東京エレクトロン、ファナック、リクルートHDなどが安かった反面、日経ダブルインバース、日本たばこ産業、ファーストリテイリング、NTTなどが高かった。日経平均株価の終値は21,456円01銭、-140円80銭、TOPIXの終値は1601.66ポイント、-13.59ポイント。売買高は概算で12億54百万株、売買代金2兆2,475億円。
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