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マーケット情報

2019-03-01

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1日、大幅反発。ドル円が111円台後半まで上昇したことが日経平均を押し上げ

1日、発表が遅れていた米10-12月期GDP速報値が予想を上回る結果になったことを受け、米長期金利が上昇すると同時にドルが買われて111円台に乗せて推移していたことが東京市場の押し上げにつながった。日経平均株価は買い先行で始まり21,500円台に乗せたあとはもち合いが続いていたが、昼休み中にドル円が111円60銭台をつけるなど東京市場でさらに円安に振れると、225先物の買いが指数を押し上げて午後の取引が始まり21,600円台を回復して取引を終えた。ただ商いは前日より減少し、売買代金は辛うじて2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、水産・農林、医薬品、精密機器、不動産、証券、商品など26業種が値上り。一方値下がりは、海運、鉄鋼、非鉄金属、空運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レオパレス21、アンリツ、ZOZO、資生堂などが高かった反面、日経ダブルインバース、ソフトバンク、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は21,602円69銭、+217円53銭、TOPIXの終値は1615.72ポイント、+8.06ポイント。売買高は概算で11億48百万株、売買代金2兆0623億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)