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2019-02-28

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28日、反落。上値の重たさが嫌気され225先物の売りで下げ幅を広げて終了

28日、本日まで米朝首脳会談が開催されており投資家が動きづらいなか、欧米の主要株価指数が下落して終えていたことや朝方発表された鉱工業生産の結果が予想を下回ったことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で取引が始まった。午前中は小幅安で始まったあと様子見ムードが広がり狭いレンジでの膠着感の強い値動きとなっていたが、21,500円台を回復できない上値の重たさが嫌気されると、来週にメジャーSQを控え日経225先物にまとまった売りが出て取引終了にかけて下げ幅を拡大して終える結果となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、サービスの2業種が値上り。一方値下がりは、電気機器、海運、証券、商品、不動産、機械、化学、その他製品、非鉄金属、電気・ガスなど31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンジェス(マザーズ)が-13.277%と下落が目立ち、ZOZO、大東建託、レオパレス21、SUMCOなどが安かった反面、日経ダブルインバース、リクルートHD、伊藤忠の3銘柄が高かった。日経平均株価の終値は21,385円16銭、-171円35銭、TOPIXの終値は1607.66ポイント、-12.76ポイント。売買高は概算で13億01百万株、売買代金2兆4,480億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)