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2019-02-26

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26日、続伸して始まるも上値が重く、インドによる空爆報道で一時下げ幅拡大

26日、NYダウなど主要3指数が続伸して終えていたことや、ドル円が111円台に乗せていたことが好感され、東京市場も続伸して始まった。日経平均株価は小幅高で始まったあと、上げ幅を拡大して21,610円をつけるなど一時82円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると今晩予定されているFRB議長の議会証言を控え様子見ムードが広がり、徐々に上げ幅を縮め午前は小幅安で取引を終えた。一方昼休み中に「インドがパキスタンと領有権を争うカシミール地方を空爆した」と伝わったことから225先物とドル円が連動して下落したことを受け、午後は下げ幅を拡大して始まり日経平均株価は122円安となる場面があった。その後緊張が高まらなかったことから持ち直し、下げ幅を縮小して終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、電気・ガス、陸運、倉庫・運輸、金属など10業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、保険、電気機器、繊維、海運、証券、保険、海運など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンジェス(マザーズ)が+14.98%と目立ったほか、レオパレス21、ZOZO、資生堂が高かった反面、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、ラクオリア創薬(ジャスダック)、東海カーボン、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は21,449円39銭、-78円84銭、TOPIXの終値は1617.20ポイント、-3.67ポイント。売買高は概算で10億78百万株、売買代金1兆8,969億円。
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