マーケットコメント


マーケット情報

2019-02-25

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

25日、海外株高や関税引き上げの延期が好感され終値で21,500円台を回復

25日、前週末のNYダウなど主要株価指数が反発して終えていたことや取引開始前にトランプ大統領が対中関税引き上げの延期を示唆したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は取引開始時から21,500円台に乗せて始まると、もみ合いを続けながら21,590円をつけるなど一時164円高となる場面があった。ただ、商いは盛り上がらず2兆円台に届かなかったことに加え、午後には伸び悩んで小動きとなっていたが、上海総合指数が大幅高で推移していたことが支えとなり2l,500円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、電気機器、証券、商品、ガラス・土石、非鉄金属など32業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンジェス(マザーズ)が値幅制限いっぱいまで買われて+16.95%となって上昇が目立ったほか、ZOZO、レオパレス21、キーエンスなども高かった。一方値下がりは、イオン、日経ダブルインバース、伊藤忠、SUMCOなどとなっている。日経平均株価の終値は21,528円23銭、+102円72銭、TOPIXの終値は1620.87ポイント、+11.35ポイント。売買高は概算で10億57百万株、売買代金1兆9,870億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)