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マーケット情報

2019-02-01

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1日、まちまち。取引開始後に先物主導で上げ幅を広げるも値を保てず終了

1日、夜の米雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がるなか、日経平均株価は小幅な続伸、TOPIXは小幅な反落とまちまちで取引が始まった。そのあと直ぐに225先物やドルに買いが入ると急速に上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は20,929円をつけるなど一時156円高となる場面があった。ただ財新が発表する中国の1月製造業PMIが予想を下回る結果になったことが失望売りを誘い急速に伸び悩んだ。また午前中にマイナスに沈む場面があるなど弱含んでからは、日経平均株価はプラス圏まで持ち直して終えた反面、TOPIXはマイナスに沈んだままの値動きとなり、明暗が分かれる結果となった。そうしたなか業種別では、精密機器、医薬品、空運、電気機器など11業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、海運、銀行、鉄鋼、証券、商品など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-9.19%となったほか、ZOZO、みずほFG、小松製作所、三菱商事なども安かった。一方値上がりは村田製作所が+8.46%と上昇が目立ち、太陽誘電、HOYA、アンリツ、アステラス製薬などとなっている。日経平均株価の終値は20,788円39銭、-14円90銭、TOPIXの終値は1564.63ポイント、-2.86ポイント。売買高は概算で14億18百万株、売買代金2兆4,860億円。
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