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マーケット情報

2019-01-18

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18日、米中貿易摩擦への警戒が和らぐ報道を受け、大幅高で取引終了

18日、取引開始前に一部報道で「ムニューシン米財務長官が中国に対する関税引き下げを提案している」と伝わったことが株価の買い戻しにつながり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は取引開始後直ぐに20,500円を上回ったあと、上げ幅を広げる展開となった。また、途中伸び悩む場面があったが直ぐに持ち直すと、為替市場でドル円が109円台を回復して維持していたこともあって、日経平均株価は20,682円をつけるなど一時279円高となる場面があり、そのまま高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、不動産、海運、建設、非鉄帰属など31業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、精密機器の2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ネクソン、ZOZOの上昇が目立ち、東京エレクトロン、日経レバレッジETF、ファナックなども高かった。一方値下がりは、UUUM(マザーズ)の下落が目立ち、日経ダブルインバース、ダイキン工業、信越化学などが安かった。日経平均株価の終値は20,666円07銭、+263円80銭、TOPIXの終値は1557.59ポイント、+14.39ポイント。売買高は概算で11億50百万株、売買代金2兆1,529億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)