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2019-01-15

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15日、続伸。中国の経済対策への期待やドル円の上昇で20,500円台を回復

15日、連休中の海外市場でNYダウなど主要株価指数が続落で終えていたことが嫌気され、取引開始時は売り先行で始まった。日経平均株価は100円程値下がりして始まったあと、20,204円をつけるなど一時155円安となる場面があったが、安かったのは取引開始時だけで直ぐに切り返す展開となった。売りが一巡したあとプラスに浮上すると、中国の経済政策を取り仕切る国家発展改革委員会が「1~3月期に経済が良いスタートを切れるように目指す」と表明したと伝わったことが上値を買う動きにつながり、そのままプラス圏を維持して前週末に押し返された20,500円を上回った。また午後には一時211円高となるなど強含んだあと今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、石油・石炭、ガラス・土石、ゴム、証券、商品、その他金融など27業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、陸運、食料品、医薬品、小売、鉱業の6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オリンパスが値幅制限いっぱいまで買われて+17.48%と上昇が目立ったほか、ZOZO、日立、村田製作所、ファナック、小松製作所なども高かった。一方値下がりは、東京電力HD、ファーストリテイリング、日経ダブルインバース、ソフトバンクなどとなっている。日経平均株価の終値は20,555円29銭、+195円59銭、TOPIXの終値は1542.72ポイント、+12.99ポイント。売買高は概算で13億45百万株、売買代金2兆4,613億円。
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