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マーケット情報

2018-12-21

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21日、4日続落。NYダウの下落などが重石となり下げ止まらず終了

21日、NYダウなど米主要株価指数が大幅安で続落となっていたことやドル円がNY市場で111円を割り込む展開となっていたことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は前日の大幅安もあって小幅安で始まったが、その後は3連休入り前の週末とあって積極的な買いが続かずマイナス圏でのもみ合いがしばらく続いた。一方10時半ごろから戻りの鈍さを嫌気した売り物に押されると、下げ幅を広げ20,006円をつけるなど一時385円安となる場面があったが、取引終了にかけては買い戻しなどで下げ渋って終え、商いも膨らんだ。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。中でも下落率が高かったのは、その他金融、不動産、海運、その他製品、電気・ガス、輸送用機器、保険、倉庫・運輸、小売りなどとなっている。一方下落率が低かったのが、精密機器、空運、食料品、電気機器、サービス、鉱業、水産・農林、情報・通信、機械などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、武田薬品がトップで、0.13%の値下がりだったほか、ユニー・ファミリーマートHD、任天堂、トヨタ自動車、日本たばこ産業などが安かった。一方値上がりは、日経ダブルインバース、東京エレクトロン、ソフトバンクなどとなっている。日経平均株価の終値は20,166円19銭、-226円39銭、TOPIXの終値は1488.19ポイント、-28.97ポイント。売買高は概算で20億67百万株、売買代金3兆5,573億円。
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