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2018-12-20

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20日、大幅安で3日続落。日経平均も3月安値を割込み年初来安値を更新

20日、FOMCの結果やパウエルFRB議長の会見を受け、NYダウなどアメリカの主要株価指数が大幅に下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も下落して取引が始まった。日経平均株価は207円安で始まり、その後は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え小動きとなるなか、じわじわと下げ幅を広げる展開となった。また昼休み中に金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わったあと戻りの鈍さを嫌気した売りが広がり、今年3月の安値を割り込んだところから一気に下げが加速する展開となり、日経平均株価、TOPIXともに終値ベースの年初来安値を更新して終える結果となった。そうしたなか業種別では電気・ガスのみが上昇。値下がりは、海運、証券、商品、倉庫・運輸、機械、電気機器、ガラス・土石、非鉄金属、繊維など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンバイオ(マザーズ)、TDK、昭和電工の下落が目立ち、イオン、村田製作所、日経レバレッジETFなどが安かった。一方値上がりは、武田薬品、日経ダブルインバースの上昇が目立ち、ソフトバンク、スズキ、KDDI、任天堂が高かった。日経平均株価の終値は20,392円5銭、-595円34銭、TOPIXの終値は1517.16ポイント、-38.99ポイント。売買高は概算で18億21百万株、売買代金3兆0043億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)