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2018-12-19

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19日、FOMCを控え方向感のない値動きとなるなか続落で終了

19日、NYダウなど米主要株価指数が小幅に反発して終えていたもののナイトセッションの225先物が前日終値比90円安で終えており、サヤ寄せする形で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったが、米長期金利が時間外で低下したことを受けドルが112円50銭台から10銭台まで急落したことがマイナスに沈んでいた先物の売りにつながると、日経平均株価は一気に下げ幅を広げ21,000円を割り込み20,880円をつける場面があった。その後は買い戻しで急速に値を戻しプラスに浮上して21,168円をつけ53円高となったが買いが続かずマイナスに沈むと、午後に入ってから方向感のないまま21,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、空運、建設、精密機器、機械、ガラス・土石など9業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、電気・ガス、石油・石炭、医薬品、証券、商品、小売、銀行など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京エレクトロン、昭和電工、任天堂、ユニー・ファミリーマートHD、東京電力HD、SUMCOなどが安かった反面、サンバイオ(マザーズ)、スズキ、資生堂、日経ダブルインバースなどが高かった。日経平均株価の終値は20,987円92銭、-127円53銭、TOPIXの終値は1556.15ポイント、-6.36ポイント。売買高は概算で17億39百万株、売買代金2兆8,046億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)