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2018-12-12

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12日、3日ぶりの大幅反発。米中貿易摩擦への警戒が後退したことが押し上げ要因

12日、前夜のナイトセッションで225先物が大きく反発して終えていたことに加え、ファーウェイの副会長の保釈が許可されたと伝わったことが東京市場の下支えや押し上げにつながった。日経平均株価は21,348円で始まったあと上げ幅を広げる展開となり、午前は21,500円台を回復して終えた。また午後に入ってからもドル円が113円台半ばで推移していたことや上海総合指数がプラス圏で推移していたことも手伝ってじわじわと高値を切り上げ、21,631円をつけるなど一時483円高となる場面があり、そのまま高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上りし、上昇率が高かったのが、精密機器、電気・ガス、証券、商品、電気機器、機械、医薬品、海運、サービスなどで、逆に上昇率が低かったのが、保険、金属製品、小売、繊維、銀行、陸運などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、昭和電工、東京電力HDの上昇が目立ち、村田製作所、キーエンス、NF日経レバレッジETFなども高かった。一方値下がりはユニー・ファミリーマートHD、日経ダブルインバース、NTT、花王の4銘柄のみだった。日経平均株価の終値は21,602円75銭、+454円73銭、TOPIXの終値は1606.61ポイント、+31.30ポイント。売買高は概算で14億80百万株、売買代金2兆7,885億円。
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