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マーケット情報

2018-12-11

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11日、反発して始まるも前日の下落の流れが継続し値を保つことできず小幅続落

11日、NYダウなど米主要株価指数が小幅ながら反発して終えていたことや前日の大幅安の反動もあって買いが優勢で取引が始まった。ただ反発して始まったものの買いが続かず、直ぐにマイナスに転じるとその後は売り優勢となり、日経平均株価は21,062円をつけるなど一時157円安となる場面があった。一方「中国の劉鶴副首相がムニューシン米財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と貿易問題を巡って電話で協議した」と伝わると一気に買い戻しが入って日経平均株価は取引開始時の高値を上回るなどプラスに転じた。ただここでも一時的な上昇で終わると再びマイナスに沈み、午後もマイナス圏で推移したまま小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、空運、小売、不動産、食料品、電気・ガスなど業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、機械、金属、紙・パルプ、鉄鋼、非鉄金属など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ユニー・ファミリーマートHD、ソフトバンクG、NTT、KDDIなどが高かった反面、サンバイオ(マザーズ)が-12.55%と下落が目立ち、SUMCO、キーエンス、東海カーボン、小松製作所などが安かった。日経平均株価の終値は21,148円02銭、-71円48銭、TOPIXの終値は1575.31ポイント、-14.50ポイント。売買高は概算で14億76百万株、売買代金2兆5,012億円。
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