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2018-12-10

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10日、NYダウの大幅安や円高が嫌気され日経平均は一時500円安となるも下げ渋り

10日、米中貿易摩擦への警戒が再燃しNYダウが558ドル安で終えていたことや、ドル円が112円台前半まで下落したことが嫌気され東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は300円超値下がりして始まった。また売り気配で始まった日経平均採用銘柄が多かったこともあって、時間が経過するとともに下げ幅を広げて21,169円をつけるなど一時508円安となる場面があった。その後は安値圏で方向感のない値動きになったあと下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業の2業種のみが値上り。一方値下がりは空運、サービス、食料品、電気機器、証券、商品、ガラス・土石、機械、化学、水産・農林、精密機器、不動産など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、昭和電工、小松製作所が5%超の下落率となったほか、東海カーボン、花王、ソフトバンクGなどが安かった。一方値上がりは、日経ダブルインバース、日立の2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は21,219円50銭、-459円18銭、TOPIXの終値は1589.81ポイント、-30.64ポイント。売買高は概算で13億83百万株、売買代金2兆2,704億円。
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