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マーケット情報

2018-11-14

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14日、小幅反発。方向感のない値動きとなるなか小幅高で取引終了

14日、前日の大幅安の反動もあって東京市場は反発して始まった。取引開始前に7-9月期GDP速報値が発表され、予想を下回ったにもかかわらず予めマイナス成長になると予測されていたことから売り材料とはならなかった。日経平均株価は取引開始後上げ幅を広げ、21,990円をつけるなど一時179円高となる場面があったが買い一巡後は伸び悩んだ。また、午前の取引終了前にまとまった売り物が出てマイナスに沈む場面があったが、売り込む動きは見られず午後に入ってから持ち直し、100円程の狭いレンジでの値動きが続き方向感なく推移して結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、空運、金属製品、化学、輸送用機器、ゴム、倉庫・運輸、銀行など16業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、サービス、小売、紙・パルプ、不動産、卸売など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD、ソフトバンクG、SUMCO、安川電機などが高かった反面、リクルートHD、三井物産、東海カーボン、小松製作所などが安かった。日経平均株価の終値は21,846円48銭、+35円96銭、TOPIXの終値は1641.26ポイント、+2.81ポイント。売買高は概算で14億32百万株、売買代金2兆4,905億円。
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