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マーケット情報

2018-11-13

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13日、大幅安。全面安で日経平均は一時800円近い下落幅となるも下げ渋る

13日、NYダウやナスダック総合指数といった米主要指数が2%超の下落率となっていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は22,000円を割り込んで始まったあと下げ幅を広げる展開となり、21,484円をつけるなど一時785円安となる場面があった。ただ売り一巡後は下げ渋る展開となるなか、上海総合指数がプラスで推移していたことやドル円が113円台後半で推移するなど外部環境が落ち着いていたことが下支えとなり日経平均株価は下げ幅を縮めて終える結果となった。また商いも増加し前日の水準を上回った。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がりとなるなか、空運、情報・通信、小売、食料品、電気・ガス、不動産、精密機器などの下落率が小さかった反面、保険、建設、鉱業、鉄鋼、石油・石炭、電気機器などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、TDK、村田製作所、信越化学、ファナックなどが安かった。一方値上がりは、ブレインパッドが+12.75%と上昇が目立ち、東芝(東証2部)、日経ダブルインバース、ソフトバンクG、資生堂などとなっている。日経平均株価の終値は21,810円52銭、-459円36銭、TOPIXの終値は1638.45ポイント、-33.50ポイント。売買高は概算で16億09百万株、売買代金2兆8,253億円。
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