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マーケット情報

2018-11-01

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1日、11月相場入りとなるなか、東京市場は大幅な反落で終了

1日、前日の463円高の反動もあって東京市場は方向感がなく、日経平均株価が反落、TOPIXは続伸とまちまちでのスタートとなった。その後TOPIXがマイナスに沈むと上値の重たさが嫌気され、直ぐに日経平均株価も売り物に押されて下げ幅を広げる展開となった。一方で、午前の取引終了にかけて下げ幅を縮める場面があったが、NTTドコモが前日に料金プランを見直し値下げすると発表していたことから、通信各社に対する今後の業績不安が広がると投資家の売りを誘い、NTTドコモを含む日経平均株価への寄与度の高いKDDI、NTTなど通信各社が10%を超す大幅安で推移し、価格が戻らなかったことも市場全体の売りを誘う要因となり、取引終了にかけて下げ幅を広げて終える結果となった。そうしたなか、保険、不動産、倉庫・運輸、精密機器、建設、電気機器、化学など13業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、金属製品、石油・石炭、医薬品、紙・パルプ、空運、証券、商品など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、太陽誘電、村田製作所、TDKの上昇が目立ち、アドバンテス、資生堂、楽天なども高かった反面、KDDIが-16.15%、NTTが-14.74%、NTTドコモが-14.71%と下落が目立ち、ソフトバンクG、ヤフー、東京エレクトロン、ZOZO、パナソニックなども安かった。日経平均株価の終値は21,687円65銭、-232円81銭、TOPIXの終値は1632.05ポイント、-14.07ポイント。売買高は概算で17億82百万株、売買代金3兆2,704億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)