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2018-10-23

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23日、大幅反落。先物主導で売られ日経平均株価は一時22,000円を割り込む

23日、前日の中国の要人発言や政策発動による上海総合指数の上昇を受けてもNYダウが126ドル安と、反落で終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均株価は210円安で始まったあと戻しらしい戻しもないままズルズルと先物主導で下げ幅を広げる展開となった。また、前日大幅高で終えていた上海総合指数が反落してスタートしたことも東京市場で売り圧力が強まる要因となり、午後に入って下げ幅を広げると一時21,993円をつけるなど22,000円を割り込む場面があったが、かろうじて22,000円を維持して終えた。一方TOPIXは終値ベースの年初来安値を更新した。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。比較的下落率が小さかったのが石油・石炭、輸送用機器、水産・農林、その他製品、非鉄金属、不動産、サービス、繊維など。一方下落率が大きかったのが、金属製品、建設、ガラス・土石、紙・パルプ、化学、電気・ガス、機械、鉄鋼などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、花王、NF日経レバレッジETF、小松製作所、キーエンス、資生堂など29銘柄が安く、値上がりは日経ダブルインバースの+5.45%のみだった。日経平均株価の終値は22,010円78銭、-604円04銭、TOPIXの終値は1650.72ポイント、-44.59ポイント。売買高は概算で14億05百万株、売買代金2兆5,724億円。
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