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マーケット情報

2018-10-18

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18日、3日ぶりの反落。続伸して始まるもマイナスに沈み下げ幅拡大して終了

18日、NYダウが反落して終えていたものの9月に開催されたFOMCの議事要旨を受け、NY市場でドルが買われて112円70銭台まで上昇していたことが支えとなり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は小幅高で始まったあと狭いレンジでのもみ合いとなって22,873円をつけるなど一時32円高となる場面があったが、支えとなっていたドル円が下落に転じ112円台半ばまで値下がりしたことが利益確定売りにつながり、マイナスに沈む展開となった。また、午後に入ってからもドルが弱含んでいたことや上海総合指数など他のアジア市場の主要指数もマイナス圏で推移していたことなどから株価の戻りを押さえる展開となり、取引終了にかけて下げ幅を広げ、結局今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、化学、機械、電気機器、海運、水産・農林、鉄鋼、非鉄金属など23業種が値下がり。一方値上がりは、紙・パルプ、電気・ガス、不動産、空運、陸運など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シノケンG(ジャスダック)が-17.30%、またKYBが-10.92%と下落が目立ち、安川電機、シンバイオ製薬(ジャスダック)、スルガ銀行も安かった。一方値上がりは、ネオスの上昇が目立ち、日本たばこ産業、日経ダブルインバース、武田薬品工業などとなっている。日経平均株価の終値は22,658円16銭、-182円96銭、TOPIXの終値は1704.64ポイント、-9.23ポイント。売買高は概算で12億28百万株、売買代金2兆2,700億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)