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2018-10-16

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16日、反発。午後にはマイナスになる場面があるも持ち直し今日の高値で終了

16日、NYダウなど主要3指数は下落して終えていたものの、前日大幅安の反動や個別企業の決算発表に対する期待もあって、東京市場はまちまちで取引が始まった。日経平均株価は26円高と小幅に上昇して始まると、その後はもみ合いが続いていたが、午前の取引終了間際に買いが優勢になると上げ幅を広げた。一方午後に入ってからは午前の安値を割り込み一瞬マイナスに沈む場面があったが直ぐに切り返すと、ドル円が上昇して112円台を回復したことやNYダウの先物が上昇して取引されていたことが株価押し上げの支援材料となり、取引終了にかけて上げ幅を広げ日経平均株価は今日の高値で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、不動産、鉄鋼、海運、非鉄金属、情報・通信、ゴム、医薬品など25業種が値上り。一方値下がりは精密機器、サービス、空運、紙・パルプ、小売、陸運など7業種で変わらずがその他金融の1業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NTT、ファーストリテイリング、国際石油開発帝石、ソフトバンクG、JXTGHDなどが高かった反面、テルモ、出光興産、昭和シェル石油、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は22,549円24銭、+277円94銭、TOPIXの終値は1687.91ポイント、+12.47ポイント。売買高は概算で12億60百万株、売買代金2兆4,823億円。
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