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マーケット情報

2018-09-26

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26日、日経平均は8日続伸で配当落ち分を埋め24,000円台を回復して終了

26日、配当落ち日となるなか、朝方は日経平均株価、TOPIXともに反落して取引が始まった。日経平均株価は100円程値下がりして始まったあと、押し目買い意欲の強さもあってマイナス圏で強弱が対立していたが、午前の取引終了にかけて225先物に買いが入り日経平均株価はプラスに浮上した。その後為替や他のアジア市場など外部環境に大きな変化はなかったが、昼休み中に225先物が午前の高値を更新するとそのままプラス幅を広げる展開となった。また商いも高水準を維持して売り物を吸収すると、取引終了にかけて上げ幅が拡大して今日の高値で終え24,000円台を回復した。一方TOPIXも午後に入って下げ幅を縮小したが、わずかなマイナスとなり8営業日ぶりの反落となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、精密機器、水産・農林、鉱業、小売、医薬品、化学、ガラス・土石など16業種が値上り。一方値下がりは、海運、銀行、その他金融、輸送用機器、証券、商品、空運、電気・ガス、卸売など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+2.06%となったほか、TATERUが+12.48%と上昇が目立ち、東海カーボン、昭和電工、スルガ銀行などが高かった反面、スズキ、日産自動車が4%超の下落率となったほか、ホンダ、みずほFG、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は24,033円79銭、+93円53銭、TOPIXの終値は1821.67ポイント、-0.77ポイント。売買高は概算で14億89百万株、売買代金2兆9,670億円。
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