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マーケット情報

2018-09-21

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21日、6日続伸。NYダウの最高値更新や円安が支援材料となり一時24,000円に迫る

21日、前日の伸び悩みが心配されたが、NYダウが約8ヵ月ぶりに過去最高値を更新したことやドル円が前日の高値を更新し、112円60銭から80銭台まで上昇したことが支援材料となった。日経平均株価は続伸して始まり、午前中は23,800円を挟んだ狭いレンジでの値動きとなっていたが、午前の取引終了から昼頃にかけてドル円が上げ幅を広げて前日の高値を上回ったことがきっかけとなって先物に買いが入り、日経平均株価は23,971円をつけて一時296円高となり24,000円にあと29円まで迫る場面があった。ただ明日から3連休入りすることもあって取引終了の30分前頃から利益確定と見られ売り物に押され上げ幅を縮小して終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、海運、保険、鉄鋼、非鉄金属、その他製品など30業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、金属製品、医薬品の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+1.79%となったほか、スルガ銀行が+19.23%と値幅制限いっぱいまで買われるなど上昇が目立ち、そーせいグループ(マザーズ)、JXTGHD、昭和電工、東海カーボンなども高かった。一方値下がりは、花王、アステラス製薬、ソニー、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は23,869円93銭、+195円00銭、TOPIXの終値は1804.20ポイント、+16.42ポイント。売買高は概算で20億78百万株、売買代金3兆9,626億円。
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