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2018-09-20

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20日、午後にマイナスに転じるもかろうじて持ち直し、5日続伸で終了

20日、今日の東京市場は5日続伸となったものの方向感の無い値動きとなった。NYダウが連日の大幅高で終えていたことや、為替市場では112円台前半で推移していたことが買い安心感につながり、東京市場は5日続伸で始まった。ただ日経平均株価は小幅高で始まったあと、前日までの急ピッチの上昇に対する警戒感もあって買い上がる動きが見られなかったことに加え、午後には自民党総裁選の結果発表を控えていたことも方向感が定まらない要因となった。それでも日経平均株価は23,781円をつけるなど一時109円高となる場面があったが、自民党総裁選で安倍首相が勝利したと伝わると日経平均株価は23,582円まで下落して一時90円安となるなど利益確定とみられる売り物に押されたものの、もち直すと同時にかろうじてプラスを維持して取引を終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、銀行、鉄鋼、非鉄金属、証券、商品など19業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、空運、金属製品、食料品、化学、ガラス・土石など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+4.8%となったほか、昭和電工、小松製作所、安川電機などが高かった。一方値下がりは、TATERU、東京エレクトロン、ダイキン工業、日本たばこ産業などとなっている。日経平均株価の終値は23,674円93銭、+2円41銭、TOPIXの終値は1787.60ポイント、+1.94ポイント。売買高は概算で16億73百万株、売買代金2兆9,830億円。
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