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マーケット情報

2018-08-30

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30日、日経平均は小幅に8日続伸。連日の高寄り後の伸び悩み

30日、朝方はアメリカ市場でNYダウなど主要3指数が上昇したことに加え、ナスダック総合指数とS&P500指数が4日連続で過去最高値を更新したことが好感され、東京市場も大幅に上昇して始まった。日経平均株価は23000円台を回復して始まり23,032円をつけるなど一時183円高となる場面があったが、それまで111円70銭台まで上昇して推移していたドル円が売られる展開になると、株式市場では利益確定売りが優勢となり日経平均株価、TOPIXともに上げ幅を縮め、一時マイナスに転じるなど弱含んだ。取引終了にかけて日経平均株価は持ち直したものの、結局上げ幅を縮めて終えたがTOPIXは反落した。そうしたなか業種別では、その他製品、鉱業、水産・農林、紙・パルプ、食料品、石油・石炭など16業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、輸送用機器、電気・ガス、ゴム、不動産、鉄鋼など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.94%となったほか、ALBERT(マザーズ)が値幅制限いっぱいまで買われて+16.67%と目立ち、キリンHD、東海カーボンも高かった反面、値下がりは、スズキ、NTTドコモ、スルガ銀行、SUMCOなどが安かった。日経平均株価の終値は22,869円50銭、+21円28銭、TOPIXの終値は1739.14ポイント、-0.46ポイント。売買高は概算で13億99百万株、売買代金2兆6,338億円。
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