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マーケット情報

2018-08-29

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29日、日経平均は小幅に7日続伸。前日同様一時上げ幅を広げるも伸び悩む

29日、NYダウなど米主要3指数が上昇したほか、ナスダック総合指数、S&P500が3日連続で過去最高値を更新していたものの、前日の上値の重さが意識され、東京市場は小幅高で取引が始まった。取引開始後は為替市場でドル円が111円10銭台から30銭台まで円安に進んだことが支援材料となり、日経平均株価は上げ幅を広げて22,968円をつけるなど午前中は今日の高値で取引を終えた。一方午後に入って前日と同様に上値が重たくなるなか、午前中の支援材料となっていたドル円が弱含んだことから売りものが優勢となり、結局小幅高で終える結果となった。また商いも前日より減少し、売買代金は2営業日ぶりに2兆円を下回った。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、銀行、その他金融、精密機器、金属製品、保険など30業種が値上り。一方値下がりは、小売、建設、情報・通信の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スルガ銀行、楽天、キリンHD、ソニーなどが高かった。一方値下がりは、イオン、ファーストリテイリング、キーエンス、武田薬品、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は22,848円22銭、+34円75銭、TOPIXの終値は1739.60ポイント、+7.97ポイント。売買高は概算で11億26百万株、売買代金1兆9,682億円。
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