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2018-08-21

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21日、日経平均株価は反発、TOPIXは反落で終え、まちまちで終了

21日、NY市場でダウほか主要2指数が上昇したものの、為替市場でトランプ大統領が利上げが「気に入らない」と発言するなど、FRBの利上げを批判したことからドル円が110円台前半で推移するなど円高にふれてNY市場の取引を終えていたが、取引開始前の早朝に東京市場でさらに円高が進み約2ヵ月ぶりに109円台をつけたことなどから東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は22,053円をつけるなど一時145円安となる場面があったが、上海総合指数がマイナスからプラスに転じたことも支援材料となり徐々に下げ幅を縮める展開となった。また午後に入るとドル円が110円台を回復して推移していたことも支援材料なって22,306円をつけ107円高となるなど強含んだが、TOPIXが小幅高になったあと直ぐにマイナスに転じるなど上値が重く、日経平均株価は小幅高、TOPIXは続落で終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、紙・パルプ、証券、商品、化学、その他金融など9業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、サービス、卸売、ゴム、保険、非鉄金属、銀行など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ユニーファミリーマートHD、KDDI、NTTドコモ、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は22,219円73銭、+20円73銭、TOPIXの終値は1685.42ポイント、-6.73ポイント。売買高は概算で10億67百万株、売買代金1兆9,210億円。
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