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マーケット情報

2018-07-26

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26日、まちまち。ETF買い入れの配分見直しに関する報道で明暗分かれる

26日、今日の東京市場はまちまちとなった。NY市場でダウが172ドル高で終えていたことや、国内企業の決算発表が本格化するなか業績への期待もあって東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は上昇して始まったあと22,711円をつけ一時102円高となる場面があったが、直ぐに上値が重たくなるとマイナスに転じてもみ合いとなった。また為替市場でドル円が110円台後半で推移していたことも重石となった。一方TOPIXは、日銀が来週開催する金融政策決定会合でETFの購入配分を見直し、日経平均型を減らしてTOPIX型の配分を増やすと伝わったことが買い材料となり、終日プラスを維持して取引を終え、日経平均株価の動きと明暗が分かれる結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、陸運、ガラス・土石、建設、電気・ガス、金属など30業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、情報・通信、証券、商品の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイがトップで-10,09%と下落が目立ったほか、三菱自動車、ファナック、ソフトバンクGなども安かった。日経平均株価の終値は22,586円87銭、-27円38銭、TOPIXの終値は1765.78ポイント、+12.30ポイント。売買高は概算で12億52百万株、売買代金2兆3,957億円。
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