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2018-07-11

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11日、4日ぶり反落。日経平均は一時452円安となるも下げ渋って終了

11日、NY市場でダウが143ドル高、ドル円が111円台前半で終えていたものの、日本時間の早朝に米トランプ政権が中国製品に対して2000億ドル相当の追加関税(10%)を課すと伝わったことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は200円程度値下がりして始まると、その後はドル円が111円を割り込んだことや、前日までの上昇で利益確定とみられる売り物が先物主導で出ると、そのまま22,000円を割り込み21,744円をつけるなど一時452円安となる場面があった。ただ、ドル円の持ち直しと先物の買い戻しが重なり、午後には下げ渋って終える結果となった。業種別では、石油・石炭、鉱業の2業種のみが上昇。値下がりは、ゴム、海運、繊維、機械、非鉄金属、サービス、その他金融など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、出光興産、MTG(マザーズ)、良品計画、日経ダブルインバースが高かった反面、ヤフー、エーザイ、リクルートHD、NF日経レバレッジETFなどが安かった。日経平均株価の終値は21,932円21銭、-264円68銭、TOPIXの終値は1701.88ポイント、-14.25ポイント。売買高は概算で13億66百万株、売買代金2兆3,208億円。
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