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マーケット情報

2018-06-28

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28日、小幅安。一時大幅安となるも下げ渋って取引終了

28日、朝方はNYダウやナスダック総合指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。また、昨晩持ち直していたドル円が東京市場の取引開始から売られて円高に振れ、110円を割り込んだことも下落の勢いが強まる一因となり、日経平均株価は22,038円をつけ一時233円安となるなど今月の取引時間中の安値を更新する場面があった。ただ材料不足で売り込む動きは見られず、徐々に買い戻しが優勢になると、為替市場でもドルが上昇して110円台を回復したことや、他のアジア市場が下げ止まっていたことも下支えとなり日経平均株価は下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、金属製品、ゴム、輸送用機器など11業種が値上り。一方値下がりは、空運、その他金融、保険、医薬品、情報・通信、小売、石油・石炭など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUU(マザーズ)の上昇が目立ったほか、東海カーボン、SUMCO、武田薬品、ソニーなどが高かった反面、NTT、アステラス製薬、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は22,270円39銭、-1円38銭、TOPIXの終値は1727.00ポイント、-4.45ポイント。売買高は概算で14億00百万株、売買代金2兆3,501億円。
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