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2018-06-21

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21日、まちまち。日経平均は大幅高となるもTOPIXは下落して終え先物主導で上昇

21日、朝方は、米中の貿易摩擦に対する懸念が続きNYダウが7日続落で終えていたことや、前日の大幅高の反動もあって東京市場は小幅安で始まり、前日の終値を挟んで強弱が対立する展開となった。ただ為替市場でドル円が110円台半ばまで上昇していたことや、午後に入って110円台後半まで上昇したことが下支えとなってプラスに浮上すると、午前の高値を上回って上げ幅を拡大し、日経平均株価は22,782円をつけるなど一時226円高となる場面があった。ただ、取引終了にかけては利益確定売りに押され、伸び悩んで終える結果となっている。一方、TOPIXは結局マイナスで終えており、円安を好感した225先物主導の上昇と考えられそう。そうしたなか業種別では、機械、情報・通信、サービス、医薬品、ガラス・土石、石油・石炭など13業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、銀行、電気・ガス、その他金融、証券、商品、空運、海運、鉄鋼など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、KEYHOLDER(ジャスダック)が+10.19%と上昇が目立ったほか、マネックスG、昭和電工、ソフトバンクGが高かった反面、三井住友FG、三菱UFJFG、日経ダブルインバース、みずほFGなどが安かった。日経平均株価の終値は22,693円04銭、+137円04銭、TOPIXの終値は1750.63ポイント、-2.12ポイント。売買高は概算で14億02百万株、売買代金2兆5,002億円。
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