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2018-06-20

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20日、他のアジア市場の上昇やドル円の持ち直しが好感され午後に上げ幅拡大

20日、NYダウが6営業日連続安となっていたものの、前日の大幅安の反動もあって東京市場は小幅に反発して始まった。日経平均株価は60円程値上がりして始まったが、直ぐに売りが優勢となってマイナスに沈み、22,167円をつけるなど111円安となる場面があった。その後は為替市場で110円を割り込んでいたドル円が持ち直して110円台を回復したことなどから下げ渋る展開となった。また午後に入って香港ハンセン指数や上海総合指数などがプラスで推移していたことが買い安心感につながり、午後に入ってプラスで始まると取引終了にかけて上げ幅を広げ、日経平均株価は22,500円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、電気・ガス、食料品、その他金融、情報・通信、精密機器、その他製品など23業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、海運、銀行、卸売など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+2.37%となったほか、SMC、第一三共、マネックスG、ファーストリテイリングなども高かった反面、KEYHOLDER(ジャスダック)が-14.67%と下落が目立ち、メルカリ(マザーズ)も-7.36%と初値を下回ったほか、昭和電工、日経ダブルインバース、資生堂が安かった。日経平均株価の終値は22,555円43銭、+276円95銭、TOPIXの終値は1752.75ポイント、+8.83ポイント。売買高は概算で15億90百万株、売買代金2兆7,347億円。
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