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マーケット情報

2018-06-07

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7日、NYダウの上昇などを好感し、日経平均は4日続伸、TOPIXは6日続伸で終了

7日、NY市場でダウが346ドル高で終えたことやドルが110円台を回復したことに加え、ナスダック総合指数が連日で最高値を更新したことなどが好感され、東京市場は続伸して始まった。日経平均株価は22,700円台に乗せて始まったあと上げ幅を広げ、午前中は22,800円を挟んだもみ合いとなった。また午後に入ってからはドルが伸び悩んで110円を割り込み109円台後半で推移していたことから上値は限定的となっていたが、明日の取引開始時に先物やオプションの清算値を決めるSQを控えていることから、先物主導で買いが優勢になると午前の高値を上回り22,856円をつける場面があるなど強含み、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、証券、化学、その他製品、紙・パルプ、ガラス・土石、非鉄金属など25業種が値上がり。一方値下がりは、精密機器、鉱業、水産・農林、海運、建設、食料品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本通信が値幅制限いっぱいまで買われ+25.13%と上昇が目立ったほか、スタートトゥデイ、資生堂、マネックスG、東芝(東証2部)なども高かった。一方値下がりは、SOMPOHD、NTT、アステラス製薬、ソニーの4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は22,823円26銭、+197円53銭、TOPIXの終値は1789.01ポイント、+11.42ポイント。売買高は概算で14億34百万株、売買代金2兆5,451億円。
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