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マーケット情報

2018-06-04

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4日、大幅高。NYダウやドルの上昇が好感され上げ幅を拡大して終了

4日、週末に発表された米5月雇用統計の結果が予想を上回り、NYダウが219ドル高で終えたことに加えドル円も上昇して109円70銭台をつけたことなどが好感され、東京市場は上昇して始まった。日経平均株価は193円高で始まるとそのまま上げ幅を広げる展開となった。また、取引開始後もドル円が109円台60銭前後で推移していたことが買い安心感につながり、先物主導で上げ幅を広げると日経平均株価は22,515円をつけるなど一時344円高となる場面があった。外部環境の好転を好感した格好でそのまま高値圏で終える結果となったが、商いは先週末よりも減少した。そうしたなか業種別では、輸送用機器、海運、銀行、紙・パルプ、非鉄金属、卸売、保険、ガラス・土石など32業種が値上り。一方値下がりは、その他製品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-6.32%となったほか、マネックスG、武田薬品工業などが安かった。一方値上がりは、日本通信が値幅制限いっぱいまで買われて+29.59%となったほか、デンソー、TDK、トヨタ自動車などとなっている。日経平均株価の終値は22,475円94銭、+304円59銭、TOPIXの終値は1774.69ポイント、+25.52ポイント。売買高は概算で14億82百万株、売買代金2兆4,535億円。
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