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マーケット情報

2018-06-01

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1日、まちまち。日経平均は一時プラスに浮上するも値を保てず反落で終了

1日、NYダウが251ドル安で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は小幅に値下がりして始まり一旦下げ幅を広げる場面があったが、22,100円をわずかに下回ると直ぐに切り返す展開となった。また、10時過ぎにはプラスに浮上すると22,316円をつけるなど一時115円高となる場面があった。ただ午後に入ると、夜に発表される米雇用統計や同ISM製造業景況感指数などを控え強弱が対立する展開となり、取引終了間際に出た225先物の売りに押され日経平均株価は小幅安で終えた。一方TOPIXは小幅高で終えている。そうしたなか業種別では、輸送用機器、石油・石炭、鉱業、建設、紙・パルプ、銀行など20業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、電気・ガス、化学、その他金融、食料品、不動産など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本通信が値幅制限いっぱいまで買われ+42%となったほか、サイバーエージェント、第一三共、トヨタ自動車、三菱UFJFGなどが高かった。一方値下がりは、任天堂、武田薬品、花王、小松製作所などとなっている。日経平均株価の終値は22,171円17銭、-30円47銭、TOPIXの終値は1749.17ポイント、+1.72ポイント。売買高は概算で16億05百万株、売買代金2兆6,512億円。
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