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マーケット情報

2018-05-31

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31日、NYダウの大幅反発や円高一服を好感して午後に上げ幅を拡大して終了

31日、今日の東京市場は日経平均株価が3営業日ぶりの反発、東証株価指数TOPIXは9営業日ぶりの反発となった。NY市場でダウが306ドル高と大幅に反発して終えていたことが下支えとなり、取引開始から買い戻す動きで始まった。ただ日経平均株価は144円高で始まったものの前日の大幅安に比べて午前中は戻りが鈍く、22,100円台でのみ合いが続いた。一方、午後に入ってからは香港や上海など他のアジア市場が上昇して終えていたことや、為替市場でドルが持ち直して108円台後半をつけたことが買い安心感につながると、日経平均株価は22,254円をつけ一時235円高となるなど上げ幅を拡大し、そのまま今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、ガラス・土石、精密機器、その他製品、化学、卸売など27業種が値上りした反面、空運、紙・パルプ、海運、電気・ガスなど6業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車がトップで、+1.17%となったほか、東海カーボン、資生堂、リクルートHDが高かった。一方値下がりは、サイバーエージェント、マネックスG、三菱UFJFGなどとなっている。日経平均株価の終値は22,201円82銭、+183円30銭、TOPIXの終値は1747.45ポイント、+11.32ポイント。売買高は概算で22億64百万株、売買代金4兆4,333億円。
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