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2018-05-30

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30日、NYダウの大幅安や円高進行が重石となり大幅安で終了

30日、連休明けのNY市場でダウが391ドル安で終えたことや、イタリア国債の利回り上昇したことに加え、ユーロが対ドルや円で下落したことが東京市場の売り材料となった。日経平均株価、TOPIXともに大きく値下がりして始まると、日経平均株価はしばらくもみ合ったあと22,000円を割り込み、21,931円をつけるなど一時426円安となる場面があった。一方午後に入ってからはユーロ円が125円から50銭のあいだで推移していたことや、ドル円が108円台半ばで比較的安定して推移していたこともあって下落が加速する流れにはならず、安値からはわずかに下げ幅を縮めて終えた。ただTOPIXは8日続落となっている。そうしたなか業種別ではその他製品のみが上昇。値下がりは、非鉄金属、保険、ガラス・土石、鉄鋼、輸送用機器、銀行、石油・石炭、紙・パルプなど32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+4.34%となったほか、マネックスG、日経ダブルインバース、昭和電工が高かった反面、レオパレス21の下落が目立ち、ホンダ、三菱UFJFG、東京エレクトロン、第一生命HDなどが安かった。日経平均株価の終値は22,018円52銭、-339円91銭、TOPIXの終値は1736.13ポイント、-25.72ポイント。売買高は概算で15億92百万株、売買代金2兆7,783億円。
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