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2018-05-24

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24日、連日の大幅安。円高が嫌気され下げ幅を拡大し商いも膨らむ

24日、日本時間の未明に5月開催分のFOMCの議事要旨が公表されたあと、内容を受けNYダウは反発したものの、ドルが下落する結果となり東京市場の重石となった。日経平均株価が小幅に下落して始まるなか、為替市場でドルの下落が続き110円を割り込んで一時109円30銭台をつけるなど円高に振れたことや、トランプ大統領が自動車関税引き上げの検討を発表したことが嫌気され、自動車を中心に売りを誘い下げ幅を拡大する展開となった。また、午後に入ってからも下げ幅を広げる場面があり、日経平均株価は22,366円をつけ一時323円安となるなど大幅安となった。取引終了にかけては下げ幅を縮めたものの、連日の大幅安となっている。そうしたなか業種別では、輸送用機器希、非鉄金属、海運、機械、鉄鋼、ゴム、紙・パルプ、証券、商品など31業種が値下がり。一方値上がりは、医薬品、陸運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マツダ、安川電機、デンソー、ホンダ、トヨタ自動車などが安かった反面、値上がりは、日経ダブルインバース、資生堂、花王の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は22,437円01銭、-252円01銭、TOPIXの終値は1775.65ポイント、-21.66ポイント。売買高は概算で15億39百万株、売買代金2兆6,059億円。
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