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マーケット情報

2018-05-17

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17日、反発。午後に上げ幅を拡大するも伸び悩んで終了

17日、NYダウが反発して終えていたことが好感され、東京市場も反発して始まった。取引が始まってからは決算発表が一巡したこともあって材料不足となり、午前中は22,800円から22,850円までの狭いレンジでのもみ合いとなった。一方、午後に入ってからは110円10銭前後で伸び悩んでいたドルが対円で上昇に転じたことをきっかけに先物主導で買われ、日経平均株価は22,852円をつけるなど一時169円高となる場面があったが、取引終了にかけて売りものに押されて伸び悩んで終える結果となった。また売買代金が2兆円を上回ったものの昨日より減少しており、指数は反発したものの盛り上がりにかける結果となっている。そうしたなか業種別では、水産・農林、石油・石炭、ガラス・土石、非鉄金属、保険、医薬品、精密機器など26業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、倉庫・運輸、小売、空運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リミックスポイント(東証2部)が+13.65%と上昇が目立ち、第一三共、SUMCO、ソニーなどが高かった反面、値下がりは、NTT、三井不動産、東京電力HDなどとなっている。日経平均株価の終値は22,838円37銭、+121円14銭、TOPIXの終値は1808.37ポイント、+8.02ポイント。売買高は概算で14億73百万株、売買代金2兆3,870億円。
(アイトラスト会員向けコメントあり)