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2018-04-25

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25日、NYダウの下落が嫌気されるも円安が支援材料となり下げ渋って終了

25日、キャタピラーの大幅下落などでNYダウが424ドル安となったことが嫌気され、東京市場は反落して始まった。日経平均株価は売り先行で始まったあと、午前の取引終了前に22,080円をつけるなど一時197円安となる場面があった。ただNY市場で長期金利が一時3%に乗せたこともあってドル円が109円台で底堅く推移したことが支援材料となり、午後に入ると買い戻しで下げ渋る展開となるなか、結局今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、ゴム、食料品、建設、保険、陸運、輸送用機器、倉庫・運輸など18業種が値上り。一方値下がりは、機械、鉱業、石油・石炭、電気機器、鉄鋼、ガラス・土石など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本たばこ産業、トヨタ自動車、三菱商事、NTTなどが高かった反面、昭和電工、東海カーボン、カシオ、武田薬品などの下落が目立った。日経平均株価の終値は22,215円32銭、-62円80銭、TOPIXの終値は1767.73ポイント、-2.02ポイント。売買高は概算で14億23百万株、売買代金2兆4,679億円。
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